食と農の情報誌 2014 冬 vol.14

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へそ大根は宮城県丸森町筆甫地区に昔から伝わる保存食、凍み大根の一種。ゆでた大根を竹串に刺して干し、夜凍り、日中解凍するのを繰り返すことで、柔らかく味しみが良くなります。竹串でできた穴がへそに見えるので、この名がつきました。

◎栄養価/生の大根のビタミンB1は10倍、B2は10倍、カルシウムは16倍、 鉄は32倍。
◎戻し方/一晩、たっぷりの水で戻し2~3倍の大きさに。戻し汁も捨てずに煮汁に。

凍み大根はたっぷりのぬるま湯に漬け、ふっくらとなるまで戻してから煮るのがポイントです。凍み大根やにしんは戻すのにひと手間かかりますが、戻し汁のうまみも利用して、ゆっくりと味を含ませて下さい。

 

<材料4人分>

■凍み大根………8個
■身欠きにしん…2本
■にんじん………5cm
■干ししいたけ…8枚

(水2カップに漬けて戻しておく)
■ゆでたけのこ…100g
■絹さや…………8枚
(A)煮汁
 ・かつおのだし汁…………2カップ
 ・干ししいたけの戻し汁…1カップ
 ・みりん……………………大さじ2
 ・しょうゆ…………………大さじ3
 ・酒…………………………大さじ1
(B)身欠きにしんの煮汁
 ・しょうゆ…………………大さじ1
 ・みりん……………………大さじ1
 ・砂糖………………………小さじ1
 ・酒…………………………大さじ1



<作り方>
1. 凍み大根はたっぷりのぬるま湯につけて、軟らかくなるまで戻す。にんじんは梅型に抜く。 干ししいたけは石づきを取っておく。たけのこは食べやすく一口大に切る。

2. 鍋に、凍み大根と 干ししいたけ、にんじん、 ゆでたけのこを入れてだし汁を加え、5分ほど煮る。みりん、酒、しょうゆを加え、煮汁がほとんどなくなるまで弱火で煮含める。

3. 身欠きにしんは米のとぎ汁につけて一晩置き、熱湯を回しかけてから水洗いして、食べやすい大きさに切っておく。さらに(B)で煮含める。②と一緒に器に盛り、ゆがいた絹さやを飾る。