食と農の情報誌 IGUNE

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 <材料>10本分

 ねぎ …………………… 2本
 エビ(大) …………………… 8~10尾

 

 【調味料】

 しょうがのすりおろし …………… 小さじ1
 酒 …………………… 大さじ1
 塩 …………………… 小さじ1/4

 

 春巻きの皮(小サイズ) …………… 10枚

 

 【抹茶塩】

 抹茶 …………………… 小さじ1
 塩 …………………… 小さじ1

 

 レモンのくし形 …………… 4個

 

 【小麦粉のり】

 小麦粉 …………………… 大さじ2
 水 …………………… 大さじ1  

 

 揚げ油 …………………… 適量
   

<南三陸ねぎ> 塩害に負けない長ねぎ

震災以降、気仙沼市、南三陸町の復旧農地で生産される「南三陸ねぎ」。主に白い部分を食べる長ねぎ(根深ねぎ)は加熱すると甘みが増します。香味成分の硫化アリルはビタミンB1の吸収を高める作用、血液をサラサラにする作用があります。殺菌効果があるので風邪予防にもおすすめの食材です。

 

◎栄養価/緑色の部分にはビタミンC、カロテンを含む。硫化アリルは血糖値の低下や血圧上昇を防ぐ働きがある。

 

◎選び方/緑と白のコントラストがあり、葉先がピンとしているもの。白い部分が締まっているものを選ぶ。

 

エビは殻をむいて尾と背ワタを除き、塩小さじ1(分量外)を入れ、粘りが出るまでもむ。更に片栗粉大さじ1(分量外)・水大さじ2でもんでから水洗いし、水気をしっかり拭き取り、粗く刻む。ねぎは斜め薄切りにする。<小麦粉のり>の材料は混ぜてのり状にする。


エビは塩でもむことで身が引き締まり、臭みや汚れを取る効果があります。そこに片栗粉を加えて汚れを吸着し、細かい汚れもしっかり取り除きます。

ボウルにエビ・ねぎ・<調味料>の材料を混ぜ合わせ、10等分に分ける。春巻きの皮を角が手前にくるように広げて具材をのせ、手前からひと巻きして左右を折る。さらにひと巻きして皮の縁に<小麦粉のり>をたっぷりぬって止める。残りも同様に包む。


中身がでないように、<小麦粉のり>をつけて継ぎ目をしっかりおさえておきましょう。

170℃の揚げ油で色よく揚げて皿に盛り、くし形のレモンと<抹茶塩>を添える。


春巻きは フライパンにぎゅうぎゅう気味に入れた方が、ひっくり返ることなくきれいに揚げられます。